プロンプトを打てば、そのまま人前に出せる資料になる。












Gamma は珍しい存在です — 大規模言語モデル以前から存在し、その後本当の意味で AI ネイティブへの 転身を完了させたプロダクトです。私は2022年、生成 AI がまだ物語の中心ではなかった頃から 注目してきました。当時の主題は「従来のスライドを覆す」こと。私自身スライド関連の プロダクトを作った経験があるので、この思想には完全に賛同しています。従来のスライドは バラバラのレイヤー要素の山で、ひとつ動かすのも一苦労。Gamma はプリセットのコンポーネントを レゴのように組み上げ、レイアウト作業そのものを消し去りました — スライド界の Notion です。 しかもデッキはファイルではなくウェブページ。リンクを共有すればよく、話の流れで好きな セクションを展開し、動画を再生し、どこへでも飛べます。
デッキが現れた瞬間、違いはおのずと伝わる。それでもユーザーの爆発的な増加は、LLM がもたらしました — しかも極めて「プロダクト的」な 理由で(創業者がポッドキャストで語っています)。Gamma の思想は新しすぎて習慣を壊すため、 新しいユーザーは5分以内にその価値を体感できなかったのです。AI はこの教育問題を溶かして しまいました。伝えたい内容を入力するだけで、適切なコンポーネントに割り付け、要点を 膨らませ、7〜8枚のドラフトデッキを一度に渡してくれる。もはや1枚ずつ組み立てるのではなく、 ドラフトの細部を直すだけ — そしてそのデッキが目の前に現れた瞬間、従来のスライドとの違いは 自ずと伝わります。
同じモデルは、小さなチームには手が届かなかったことも解放しました — ローカライズです。 十数言語を素早く提供し、国ごとの広がりが目に見えて加速しました。その後は AI 機能自体の 磨き込みが続きます。画像生成も含め、出力はますますそのまま使える品質に。私自身、数年前に プレゼンソフトを Gamma に切り替えました。賭けたのはまさにこれ — プロダクトレッドグロースの 技量と、AI をプロダクトに溶かし込む力を持ったチームです。
いま流行りの見方は、画像生成やコード生成が強くなれば Gamma のようなプロダクトは市場を 失う、というものです。私はそうは思いません。プレゼンの内容には高い確定性が求められます — 最後は一語一語を手で磨くのです。Gamma のエディタとディテールの制御性は、チャットと やり取りしたり生成されたウェブページを直したりするより、はるかに実用的です。そこに コラボレーションと共有、そして増え続ける隣接機能(いまやウェブページ生成も)を加えれば、 これは堀であって、犠牲者ではありません。
プレゼンの機会は多いのに、スライド作りは気が進まない人。