会議中に走り書きしたメモを、完全な記録に仕上げてくれる。












Granola は、会議 AI というカテゴリー全体が見落としていた一点を正確に捉えました。人々は AI に会議を記録してほしい — ただし、メモを取り上げられたくはない、ということです。録音が 始まった瞬間に自分用のメモパネルが開き、AI の要約は自分の書いたものを置き換えるのでは なく、そこに溶け込んでいきます。メモは自分の思考そのものであり、外注はできません。多くの ツールは一言一句の書き起こしを追いかけ、自分のメモの居場所を残してくれない — どの プロダクトでも録音ができてしまう時代に、AI の実務家たちがわざわざこの一本だけ別途 インストールする姿を何度も見てきたのは、そういうことなのだと思います。
ノートは思考そのもの。思考は外注すべきではない。実際に使うと、現実の会議の混沌をまるごと吸収してくれます。公式が想定するシナリオは こうです。テーブルの真ん中に Granola を起動したスマホを一台置き、他の全員はお気に入りの メモツールをそのまま使い続ける。部屋の半分がオンラインで半分がオフライン、また別の会議 ツールのサブスクの向こうに閉ざされた録音機能、会議が慌ただしく始まる中では誰も覚え られないインターフェース — そういったものが、すべて静かに処理されていきます。しかも アウトプットはそのまま使える品質です。重要な用語やプロダクト名の認識精度は他の AI ツールを大きく引き離していて、要約が自分のメモと合流したら、会議後の手直しなしで そのまま渡してしまいます。それでも知りたいことが残っていれば、あとから質問すればいい。
このチームは、場面を読む力が並外れています。共有はほとんど必然になるように設計されて いて、要約は本当にそれを必要としている同僚たちのほうへと自然に押し出されていく — つまり プロダクトが会議そのものを通じて広がっていくのです。昨年の年間まとめでは、みんなの会議中の 口癖が本当に笑える思い出に変わりました。ここまで狭い一つの領域に集中し続けるのは稀 ですし、プロダクト全体が一つのきれいな式に還元されます。人間の思考を入れると、AI が 増幅し、より良い人間の思考が出てくる。
1日2時間以上を会議に費やしながら、それでも自分のメモは自分で取りたい人。